2009年10月23日金曜日

インターネット公売 【ネット公売】

インターネット公売とは、自治体など公的機関がネットオークションを利用して差し押さえ品の売却などの公売を行なうこと。2004年7月に、東京都主税局がヤフーと提携して同社の「Yahoo!オークション」を通じて実施したのが最初。

 自治体や国は税の滞納者から財産を没収し、オークションで売却して税の支払いにあてている。これを公売というが、不動産の公売が活発なのに大して動産 (モノ)の公売は参加者(買い手)が少なく、なかなか買い手が見つからなかったり、オークションにならず低額で落札されてしまうといった問題があった。このため、日ごろから個人間で多くの取引が行なわれているネットオークションに出品し、多くの買い手を募って売却しようというアイデアが生まれた。

 東京都が開いたネット公売の結果は上々で、2005年には香川県、広島県、福島県喜多方市もネット公売に参加すると発表している。

0 件のコメント:

コメントを投稿