2009年10月23日金曜日

キャッシュサーバ 【cache server】

キャッシュサーバとは、インターネット上で提供されているWebサイトなどのコンテンツの複製を蓄積し、ユーザから要求があったときに本来のサーバに代わって配信することにより、ネットワークのトラフィックやサーバの負荷の分散を図るサーバのこと。

 最も利用されている形態としてはHTTPプロキシサーバがある。内部ネットワークとインターネットを接続するプロキシサーバがキャッシュサーバを兼ねていることが多い。

 一部のプロバイダではプロキシサーバを介さない接続と介する接続の両方を利用可能とし、ユーザの希望に応じてプロキシサーバをキャッシュサーバとして利用できるようにしている。

 また、ネットワーク上の中継サーバがネットワーク的位置の近いサーバに置かれているコンテンツをキャッシュし、目的のサーバに代わって応答を行なうシステムも存在し、このサーバもキャッシュサーバと呼ばれている。

 大規模なコンテンツ事業者向けにこうしたキャッシュサーバ群のネットワークを貸与する事業をコンテンツデリバリサービス(CDS)と呼ぶ。

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