キャッシュサーバとは、インターネット上で提供されているWebサイトなどのコンテンツの複製を蓄積し、ユーザから要求があったときに本来のサーバに代わって配信することにより、ネットワークのトラフィックやサーバの負荷の分散を図るサーバのこと。
最も利用されている形態としてはHTTPプロキシサーバがある。内部ネットワークとインターネットを接続するプロキシサーバがキャッシュサーバを兼ねていることが多い。
一部のプロバイダではプロキシサーバを介さない接続と介する接続の両方を利用可能とし、ユーザの希望に応じてプロキシサーバをキャッシュサーバとして利用できるようにしている。
また、ネットワーク上の中継サーバがネットワーク的位置の近いサーバに置かれているコンテンツをキャッシュし、目的のサーバに代わって応答を行なうシステムも存在し、このサーバもキャッシュサーバと呼ばれている。
大規模なコンテンツ事業者向けにこうしたキャッシュサーバ群のネットワークを貸与する事業をコンテンツデリバリサービス(CDS)と呼ぶ。
0 件のコメント:
コメントを投稿