2009年10月26日月曜日

日本語ドメイン名 【Japanese domain name】

日本語ドメイン名とは、ドメイン名の表記に従来から使われているASCII文字(半角英数字)に加え、日本語の表記に使われる文字(ひらがな・カタカナ・漢字)を含むドメイン名のこと。国際化ドメイン名の一形態。

 日本人にとって英数字のみの表記よりも直感的で覚えやすいという特徴があるが、利用するためにはアプリケーションソフトが国際化ドメイン名に対応している必要がある。

 日本語ドメイン名の登録は、「.com」「.net」「.org」などのgTLDでは2000年11月に、日本のJPRSが管理する「.jp」ドメインでは2001年2月に受付が開始された。

 gTLDに関しては、日本語だけでなくハングル文字や中国語圏の漢字による登録も受け付けている。このように複数の言語を扱っているドメインでは、一見するとその文字が日本語なのか中国語なのか判別できないという問題を潜在的に含んでいる。

 国際化ドメイン名は実際の運用も始まっており、プラグインソフトを導入すれば既存の一般的なアプリケーションソフトで利用できる環境が整っている。今後は各ソフトウェアに標準機能として組み込まれ、普及が進んでいくものと思われる。

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