地域IP網とは、NTT東西地域会社が都道府県単位で用意した、電話局間を結ぶバックボーンIPネットワーク。フレッツ・ISDNやフレッツ・ADSL、Bフレッツといった常時接続サービスにおいて、加入者宅までのアクセス回線とインターネットサービスプロバイダの間の中継網に使われる。
地域IP網は収容局同士を接続したIPネットワークで、電話回線網と異なり1本の回線に複数のデータを流すことができるため、回線効率がよく、コストを安く押さえることができるが、伝送速度が保証されないベストエフォート型の運用となっている。
NTT法によって県間通信への進出が規制されているNTT東西地域会社は、都道府県の範囲内でIP網を整備してプロバイダと接続する形態を採用しているため、プロバイダ側からは県単位での接続となり、従来の市内単位のアクセスポイント開設に比べると設備投資が少なくて済むというメリットがある。
2009年11月20日金曜日
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