2009年11月25日水曜日

JSON

JSONとは、JavaScriptにおけるオブジェクトの表記法を応用したデータ形式。JSONで表記されたデータは、JavaScript上ではコードとして実行するだけで読み込みが完了する。

 JSONでは、データ全体を配列またはJavaScriptにおけるオブジェクト(キーと値のペアを列挙した構造体)として記述する。値として利用できるデータ型は整数型、浮動小数点数型、文字列型、ブール型(真偽値)、null(値無し)、配列、オブジェクトである。

 配列は全体を角括弧([])で囲み、値をカンマ区切りで列挙していく。オブジェクトは全体を中括弧({})で囲み、キーと値をコロン(:)で区切って表記したペアをカンマ区切りで列挙していく。値として配列やオブジェクトを取ることもできるため、配列やオブジェクトを何階層もネスト(入れ子)することができる。

 JSONはJavaScriptでの扱いが簡単なため、WebサービスやAjaxなどでプログラム間でのデータ交換フォーマットとして多用されている。また、数多くのプログラミング言語でJSONを簡単扱えるようにする追加機能などが公開されている。

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