2009年11月27日金曜日

アセンブリ言語 【assembly language】

アセンブリ言語とは、プログラミング言語の種類の一つで、コンピュータが直接解釈・実行できる言語(マシン語)と1対1に対応した言語。最もコンピュータに近い低水準言語(低級言語)である。マイクロプロセッサの種類(命令セットの種類)ごとに異なる。

 マシン語の命令などは数値の羅列で表現されるため、そのままでは人間には理解しにくい。アセンブリ言語はマシン語の命令などと1対1に対応する英単語などを使い、プログラムを記述する。できあがったプログラムはアセンブラと呼ばれるソフトウェアによってマシン語に変換され、実行される。

 現在では、より人間が扱いやすいよう抽象化されたコンパイラ型言語やインタプリタ型言語(スクリプト言語)などの高水準言語が主流だが、マイクロプロセッサの性能を限界まで引き出すチューニングを行いたい場合や、組み込みソフトウェアの開発などハードウェアに近い分野のプログラミングなどでは、現在でも用いられている。

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