J2SEとは、Sun Microsystems社のプログラミング言語「Java 2」の機能セットの一つで、基礎となる標準的な機能をまとめたもの。
1999年に発表されたJava 2プラットフォームには、標準環境のJ2SEを中核として、企業サーバ向けの「J2EE」(Java 2 Enterprise Edition)、組み込み機器向けの「J2ME」(Java 2 Micro Edition)の3つの機能セットがある。
J2SEはパソコンなどのネットワーククライアント環境、あるいはスタンドアローン用途向けと言うことができる。
当初発表されたJava 2から若干の拡張が行なわれ、LDAPディレクトリにアクセス可能になる「JNDI」(Java Naming and Directory Interface)の搭載、セキュリティ機能の強化された。また、仮想マシンとしてHotSpotが採用されている。
当初はWindows版のみが発表されたが、2000年にはLinux版とSolaris版も公開されている。
バイナリ版は無償公開されているが、Sun独自のライセンス方式「CSL」(Community Source License)に従えば、ソースコードを手に入れることもできる。
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