ホットスポットとは、無線LANやBluetoothなどのアクセスポイントを設置し、無線でのインターネット接続サービスを不特定多数の利用者に提供している空間のこと。
ISPなどが商用サービスとして提供する場合から、飲食店などが利用客に対して無料サービスとして提供する場合まで、その提供形態は多種多様である。
ホットスポットは提供事業者ごとに対応している通信規格が異なるため、利用者側でホットスポット側と同じ通信規格をサポートした機器を用意して使用することになる。
会員制ホットスポットサービスを利用する際には、現時点では各ホットスポットを提供している事業者と契約する必要がある。
アメリカやヨーロッパを中心に事業者間のローミングの動きが出始めており、将来的には1つの事業者と契約すれば他の事業者のホットスポットも利用できるようになるものと期待されている。
ホットスポットが提供され始めたのは無線LAN規格の一種であるIEEE 802.11bの普及が進み始めた2001年末頃である。その後、無線LANやBluetoothの普及と歩調を合わせる形で、ホットスポットは大都市圏を中心に増加する傾向にある。
ちなみに、「ホットスポット」は以上のような意味で一般的に使用されているが、NTTコミュニケーションズの登録商標ともなっている(商標登録第4539387号)。
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