GE-PONとは、光ファイバーを用いた公衆回線網で1Gbpsの通信速度を実現する技術。光ファイバーによるインターネット接続サービス(FTTH)の通信速度を大幅に向上させる技術として注目されている。
従来LANで使われてきた技術であるGigabit Ethernetを応用し、電話局から家庭までEthernetのフレームをそのまま送受信する。従来の光アクセス技術ではこの区間にATMを用いていたため、変換にかかるオーバーヘッドなどで速度が100Mbpsに制限されていた。GE-PONの導入により、双方向1Gbpsのサービス提供が可能となる。日本でもブロードバンド大手各社がGE-PONによる1Gbpsの光ファイバー接続サービスを発表している。
アクセス回線にEthernetを用いるEFM(Ethernet in the First Mile)技術は、2004年6月に米国電気電子学会(IEEE)により「IEEE 802.3ah」規格として標準化された。
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