DSLとは、特定の作業の遂行や問題の解決に特化して設計されたプログラミング言語のこと。
DSLはC言語やJavaのような汎用プログラミング言語、UMLのような汎用モデリング言語など、さまざまな領域に対応するように作られている汎用言語とは対極に位置づけられるものである。
UNIXではシェルスクリプトなどDSLを古くから利用してきた歴史、実績があり、そこではDSLのことを「リトル言語」もしくは「ミニ言語」と呼んだりしている。また、表計算ソフトのマクロ機能などもDSLの一種である。
DSLは実行可能ファイルの生成を目的としない場合も多く、画像ファイルや音声ファイルの記述のために設計されているものもある。また、汎用言語に比べて利用形態も様々であり、マクロのようにアプリケーションソフトに組み込まれて複雑な処理の実装のために利用されるものから、単独で実行可能なもの、他のプログラミング言語から呼び出されたり埋め込まれたりして利用されるものまで、様々な形で実装されている。
0 件のコメント:
コメントを投稿