2009年11月24日火曜日

COM

COMとは、Microsoft社が提唱する、部品化されたプログラムを作成・利用するための基盤となる技術仕様。特定の機能のみを持つプログラム部品を組み合わせることでアプリケーションソフトの開発が容易になる。この仕様に基づいてデータのやりとりができるプログラム部品のことをCOMコンポーネントと呼ぶ。COMコンポーネントは開発に使った言語やコンポーネントのある場所などに拠らず、どの言語からでも、どこからでも利用することができる。ネットワークを通じて別のコンピュータ上にあるCOMコンポーネントを利用する技術をDCOMと言う。これらの技術はWindowsだけでなく、UNIXやMac OSにも移植されている。コンポーネント開発が楽にできるよう改良された次世代のCOM+の開発が進んでおり、Windows DNAの中核技術として期待されている。

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