BRIとは、国際電気通信連合(ITU-TS)が標準化した、ISDN回線のインターフェース規格。通信速度は144kbps。
日本では、電話回線(加入電話網)と同じ銅線を利用した、家庭や中小企業向けの「INSネット64」がBRIを用いたサービスである。
他のインターフェース規格と同じように、1本の物理的な回線を複数の仮想的な回線(チャネル)の集合として規定する。
BRIは、64kbpsの「Bチャネル」が2本と、16kbpsの「Dチャネル」1本で構成される。この方式は「2B+D」などと呼ばれる。
Bチャネルは主にデータや音声の送受信に、Dチャネルは発着信などの回線制御用データをやり取りするために使われる。2本のBチャネルは独立しているので、誰かが電話をかけながら、別の人がインターネットに接続する、などの使い方ができる。
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