BODとは、ISDN回線でデータ通信を行なう際、通信量に応じて動的に通信速度を変化させる技術。2本ある64kbpsのBチャネルのうち、通常は片方だけで通信するが、通信量が増大するともう1本のBチャネルも使って2倍の速度で通信することができる。回線の混雑状況に応じた速度の増減を、ユーザに意識させることなく実現することができる。BODを利用するには通信を行なう双方が対応している必要があり、BODが可能かどうかを調べるのにはBACPというプロトコルを、実際に通信速度を変化させるのにはBAPというプロトコルを使う。
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