2009年11月12日木曜日

Annex H 【SSDSL】

Annex Hとは、ADSL規格のひとつであるG.992.1(G.dmt)の付帯規格で、同規格をベースにして上下対称速度のSDSLを行なうための仕様。通信速度は上り・下りともに最高3.2Mbps。Annex Hによって実現されるSDSLは「SSDSL(Synchronized Symmetric DSL)」とも呼ばれており、ISDNと同じように短時間に上りと下りを切り替えて通信を行なう。Annex Cと同様に日本方式のISDN回線からの干渉に強く、日本国内でのSDSL標準として採用される可能性が高い。国内ではACCAネットワークスがAnnex Hを採用したサービスの提供を始めている。

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