2009年11月22日日曜日

ルータタイプ 【router type】

ルータタイプとは、無線LANアクセスポイントのうち、ルーティング機能やNAT機能などにより、WAN側とLAN側の異なるネットワークを接続するブロードバンドルータ機能を備えたもの。単純な接続機能のみを持つ「ブリッジタイプ」に、ブロードバンドルータの機能を持たせたものともいえる。

 現在市販されている家庭用無線LAN対応ブロードバンドルータには、ルータタイプとして使用するか、ブリッジタイプとして使用するかをソフトウェアで切り替えられるようになっているものが多い。また、Ethernetのポートが複数付属しているものも多く、小規模であれば、有線と無線の両環境を1つのルータで実現できるようになっており、ブリッジタイプのアクセスポイントを別途用意する必要がないようになっている。

 二階建ての家屋など多少規模が大きいエリア内で有線+無線LAN環境を構築する際には、ブリッジタイプのアクセスポイントを増設することで複雑な配線作業をせずに手軽にLANの規模を拡大することができるようになる。

 ルータタイプの無線LANアクセスポイントではルーティング機能や、NAT機能、アクセス制限などブリッジタイプと比べて多くの機能を有しており、それらの個々の機能の設定はソフトウェアで行えるようになっており、LAN側に接続されているパソコンからルータにアクセスして、Webブラウザなどを利用して一元的に設定・管理できるようになっている。

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