J2EEとは、Sun Microsystems社のプログラミング言語「Java 2」の機能セットの一つで、企業の業務システムや電子商取引などで使われるサーバに必要な機能をまとめたもの。
標準機能セットのJava 2 Standard Edition(J2SE)に、サーバ用のAPIや諸機能を付加したものと言える。
APIセットをまとめた「Platform Specification」、Sunによる参照実装、互換性テストスイート、ガイドライン「Blue Prints」といった要素から成り、Javaプログラムを部品化して組み合わせることができるようにする「Enterprise JavaBeans」や、WebページにJavaプログラムを埋め込んで内容を動的に生成する「Java Server Pages」(JSP)などの技術を含む。
また、XMLを操作するためのAPIも用意され、サーバ上で様々なソフトウェアを組み立てられるようになっている。
J2EEの動作環境はSunを含む各社のアプリケーションサーバ製品に実装されており、データベースシステムやWebサーバと組み合わせて使う。
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