2009年11月24日火曜日

CSL

CSLとは、Sun Microsystems社が同社のプログラミング言語(およびその開発・実行環境)「Java 2」に適用したライセンス体系。

 従来は高額な初期費用を払わなければソースコードを手に入れることはできなかったが、コードの使用と修正は基本的に無償で行えるようになった。入手したコードをベースにして開発した成果物や革新的な技術をSunに返す必要もなく、変更を他社と共有してもSunがそれに対して使用料を請求することはない。

 ソースコードが無償で配布され、誰でも自由に改変・再配布できるLinuxなどのオープンソースソフトウェアの考え方を取り入れたライセンス体系である。ただし、自社製品にJava 2(またはその派生物)を組み込んで販売し、利益をあげるような場合には、利益に応じたライセンス料を支払う必要があるため、完全なオープンソースとは言えない。

0 件のコメント:

コメントを投稿