2009年11月19日木曜日

情報料回収代行サービス

情報料回収代行サービスとは、情報提供者によるサービスの対価を電話会社やネットワークへ接続業者などが代行して利用者から徴収し、電話会社や接続業者が情報提供者に一括して支払うサービス。

 音声通話では「ダイヤルQ2」が有名ではあるが、インターネット上では情報提供サービスやシェアウェアの代金徴収、オンラインゲームの課金などといった用途で広く用いられている。

 ダイヤルQ2はNTTが1990年に始めたサービスで、音声通話を利用した情報提供サービスに対する情報料回収代行サービスである。「0990」で始まる電話番号をダイヤルすると通常の通話料に情報料が加えられた額が請求される。NTTが回収を代行する情報料はダイヤルごとに定額制か、3分あたり10円から300円の従量制で、情報料の9%および1電話番号あたりの一定額の手数料を差し引いた残額が情報提供者に対して支払われる。

 インターネットなどを利用した情報料回収代行サービスは、NTTドコモのiモード公式サイトなど、携帯電話への情報提供サービスなどで広く使われている。携帯電話で閲覧できる有料の情報提供サービスは、携帯電話会社(キャリア)が公式サイトに掲載した場合に限り情報料回収代行サービスを利用することができる。月々の電話料金の支払いに併せてユーザから徴収される。また、携帯電話に限らずインターネット接続プロバイダ(ISP)が情報料回収代行サービスを提供している場合もあり、情報料回収代行サービスを専門に行うプロバイダもある。

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