Bフレッツとは、NTT地域会社(東日本・西日本)の、光ファイバーを用いた一般家庭向けデータ通信サービス。光ファイバーによる通信サービスを一般家庭に普及させる「FTTH」(Fiber To The Home)計画を実現するサービスである。
定額料金制で、通信速度は最高で100Mbps。一部のコースではアクセス回線を複数ユーザで共有するため、月額使用料は低額ながら通信速度は若干不安定となる。ただし、通信速度は周囲のユーザの利用状況に影響されるものの、ADSLのように回線の品質レベルでの問題はないため、比較的速い通信速度で安定した接続環境が得られる。
フレッツ・ISDN/フレッツ・ADSLと同様にPPPoE接続を採用し、NTTはアクセスラインのみを提供する。インターネットへの接続はインターネットサービスプロバイダが行なうため、別途接続料(これも定額)がかかる。
100Mbps回線を複数ユーザが共有するベーシックタイプ、10Mbps回線を複数ユーザで共有するファミリータイプ、100Mbps回線を集合住宅内で共有するマンションタイプ、SOHO向けに100Mbps回線を地域IP網まで専有するビジネスタイプなどの種類がある。
なお、Bフレッツの通信速度はベーシックタイプでも10Mbpsをかなり上回る場合もあるため、古いルータではルータの処理能力が追いつかないことがある。この場合、ボトルネックは回線ではなくルータに発生することになるため、通信速度が異様に遅い場合にはルータを疑ってみる必要もある。
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