S/T点端子とは、DSUとISDN通信機器の接続や、ISDN機器相互間の接続に使われるコネクタ形状。Ethernetなどと同じRJ-45と呼ばれる8ピンのモジュラージャックが用いられ、このうち4ピンが実際に通信に利用される。
ISDNでは、アナログ回線と同じ2線のケーブルでNTT局舎から加入者まで回線が引かれ、加入者宅内でDSUに接続され、さらにTAなどのISDN機器に接続される。このとき、DSU側のインターフェースをT点、ISDN機器側のインターフェースをS点と呼ぶ。ISDN機器同士を相互接続する場合は、一方のISDN機器がS点、他方がT点となる。S点とT点は取り扱いが異なることはなく、接続の形態によって呼称が異なるだけなので、両者をまとめて「S/T点」と呼んでいる。
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